アップルのiTunesは、ネットで最大級の音楽配信サイトである。
生前のスティーブ・ジョブズ氏が、新しい形として、導入したものである。
配信局数が断然多いものであった。
さて、私は、数年前に一度、iTunesで1曲購入したものの、ネットでダウンロードは、何となく性に合わなくて、CDを買う方が多かった。
CDだと、家庭でのプレーヤー、そして、車での再生に使うことができる。
あるクラシックCDと同じアルバムがiTunesで発売されていたが、CDで買った方が安かったので、そうした。
しかし、最近、考えをかえつつある。
機材をいくつか使う場合は、CDの方がいいことが多いが、CDの難点は、iTunesに落とした時、どこに入っているか、分かりにくくなることである。
その点、iTunesで購入したものは、すぐに分かる。
そして、1曲だけほしいような場合は、こちらの方がいいと感じた。
仮にダウンロードしたPCが変わって、データが消えても、一度購入したものは、再度ダウンロードできる。
こうして、ムダなものを持ち歩かなくていい利点があると感じた。
また、CDを買う際にAmazonで短い時間試聴できるものもある。
その内容は、概ね30秒くらい。
そして、音質は悪い。
一方、iTunesでの試聴は、しっかりしている。
時間も1分を超えることが多い。
音質もよく、サビの部分が入っていることも多く、試聴するだけで満足しそうなレベルだ。
それで、買わなかったものもあるが、やはり内容がいいので、数曲買ってしまった。
試聴のクオリティを高くすることで、試聴すること自体がワクワクする。
そういう提示の仕方もあるのかと感心している。