前回、動物の精神疾患のお話をしました。 今回、犬や猫に関する発達障害についてのお話です。 —————————————R … 続きをみる
現在、日本人の死因の第一位は、「悪性新生物」となっています。 悪性新生物は、一般には癌と考えてよいのですが、白血病、悪性リンパ腫、肉腫などもこのカテゴリーに入るため、医学的な用語では、癌と同義ではありません。 私は、未成年の時、「動物にも悪性新生物が発生するのか?」という素朴な疑 … 続きをみる
一般に起床時間のリセットは、起床してから、太陽光を浴びる(目に入れる)ことで、その時刻を脳内に記憶しやすいと言われています。 しかし、他の説もあります。 ————————— … 続きをみる
– シンデレラは不幸な少女だったのか? – あなたも一度は耳にしたことのあるお話、シンデレラ。 古くからあるこのお話。 私は、15年前くらいまでは、このお話は、不幸な女性が幸福になったサクセス・ストーリーだと思っていました。 でも、話の本質を考え … 続きをみる
デンマーク、フィンランド、スウェーデンなど、北欧の国を中心として、自閉症スペクトラム障害(ASD)と遺伝的因子と環境因子との関連を検討しました。 対象新生児は、200万人以上にのぼります。 その結果、2万ほどがASD診断を受けました。 ASD遺伝率は、幅がありますが、 … 続きをみる
数百人以上の職員を抱える病院では、様々な人間関係が発生します。 そして、事故の手前のインシデントがあると、それを責める人が出てきます。 インシデントの目的は、「事故を防ぐこと」にあるのですが、報告書では、事故を責めることが多くなります。 改善のために、「事故を起こした人を責めずに … 続きをみる
注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬として、メチルフェニデート(薬剤名:コンサータ)とアトモキセチン(先発薬剤:ストラテラ)が使用されています。 (現在は、インチュニブという新たな薬剤も出ています) ————— … 続きをみる
病院勤務時代の話である。 深夜2時頃、警察から、覚醒剤の尿検査をしたいから容疑者を連れていくと連絡があった。 書類を作成するのに30分くらいかかるから、と少し間を空けて来院した。 30歳くらいの細身のスーツの男性が4人の警官に連行されてきた。 裁判所の令状をとり、強制的 … 続きをみる