2015年3月2日
橋が出来ると、フェリーがなくなる

尾道の前にある島は、とても近い距離になるのだけれど、歩いてはわたれない。そのため、フェリーが存在しています。
多い時は、6ケ所以上の航路があった。

とはいっても、わずか2~300mあるかどうかの距離。
もう40年以上も前から橋が架かっているので、半分陸続きみたいなものです。

それでも、歩行者や自転車にとっては、フェリーを使った方が向こう岸への時間と労力が省略されるので、今でもフェリーは残っています。

車だけで言うと、もう必要ないのかもしれません。

橋ではありませんが、青森と北海道を結ぶ青函トンネルができて、連絡船がなくなりました。

しまなみ海道では、橋の値段を割引したら、フェリーの採算が合わなくなって、終わりました。

高松坂出間の瀬戸大橋の影響は大きいですが、現在は、フェリーが1社残っているようです。

さて、尾道の話に戻りますが、最近、橋を渡るお金が無料になりました。
そうすると、前にも増して、押し寄せる車の数が増え、朝や夕方に大変な渋滞が起きているようです。

6社ほどあったフェリーも今では3社になっていると聞きました。

利便性を反映させた時代の流れには、逆らえません。