2022年6月9日
1日5分間の瞑想(音楽付)

自己の心の平安を保つために、瞑想がよいことは知られています。
ただ、座禅のように何も考えない空の時間を作り出すことは大変です。
人は、気がつくと、雑念を浮かべている動物ということができるでしょう。

そんな中で、少しの時間でも心安らかに過ごす時間は大切です。
1日に5分でいいから、瞑想の時間をもった方がよいという著書もあります。

疲れているけれど、なぜか眠れないという話をよく聞きします。

交感神経が優位に活動すると、眠りにつくことができません。

究極的な場面として、戦争で疲労困憊している兵士が、いざ休養をとろうとしても貴重な時間に睡眠がとれないことがよくあります。

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そうした例が、機動戦士ガンダムにも描かれています。
もう40年以上前に作られた、初代ガンダム、1年戦争と呼ばれている物語です。

矢継ぎ早に繰り出されるジオン軍の攻撃の度にガンダムに出動命令がでます。

「むりよ、アムロは、オーバーワークよ!」
とセイラがブライト・ノアに告げます。

しかし、ガンダムの出動なしでは、ホワイトベースもろとも全滅します。

「やるしか、ないでしょう?!」
とアムロは発進します。
{「アムロ、行きまーす!」)

そして、戦いが終わったつかの間の休息の時間、アムロは言います。

「とても疲れているんだ。でも、眠れないんだ」

そんな言葉があります。
ずっと前に描かれたアニメにそういう心理描写があることに驚きを隠せません。

ガンダムシリーズはいくつかありますが、最初のガンダム物語(1年戦争、43話)を超えるものがありません。
そこから、未来の物語が派生しています。

また、最近、地球に降り立ったホワイトベースの戦いの合間に1話完結で、小さな島で、ザクを操って、子どもたちを守る戦士の物語があります。

「ククルス・ドアンの島」というスピンオフの映画が公開されるようです。

ガンダムにまつわる話は、まだまだ尽きませんが、話を戻しましょう。

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交感神経が活発になりすぎると、睡眠に入ることができないのです。

また、リラックスして頭を休めることも難しくなります。

だから、「瞑想を」という話がYouTubeにあったのですが、慣れない人が、うまく瞑想することができるでしょうか?

どうやって、瞑想したらいいのですか?
と質問されそうです。
(実際、されたことがあるような気もします)

私は、瞑想するための呼吸法を少しだけ知っていますが、それを言葉で伝えることができません。
また、こうしたらいいですよ、と姿勢を作って示して分かるように示すこともできません。

そのため、瞑想に近い効果があるものとして、静かで心が落ち着く音楽を聴くことをお勧めしています。

私自身も喧噪の中にいるよりも、iPhoneのミュージックリストから、インナーイヤホンで音楽を聴いて筋肉を弛緩させている方が、その後の精神衛生上、よいと感じています。

自信を持ってお勧めできる曲として、

1 バッハ チェンバロ協奏曲第5番 第2楽章(約3分)
2 バッハ G線上のアリア(5分強)

の2つをあげます。

音質を求めるなら、Apple Music、Amazon Music、CD音源となるでしょう。

曲の概要が分かればいいのなら、YouTubeを検索すれば、出てきます。

とは言え、私自身は、以上の2曲をごくたまにしか聴きません。
プレイリストにセットしていないという事情もありますが。

私が、脳をふるわす快感を覚える曲は、

バッハ ブランデンブルグ協奏曲第5番 第1楽章 です。

王宮を彷彿させる華やかさと心地よい規律さ、音の美しさ、変化のおもしろさを感じます。

演奏はいろいろありますが、パイヤール室内管弦楽団のアルバムが秀逸です。

これは、10分少々の曲です。
帰宅して、この曲を聴きながら、寝入っていることがよくあります。

音楽を瞑想に使うと、気持ちの切りかえだけでなく、睡眠にもつきやすくなります。