前より元気になったアイちゃん。
朝になると、いつもママに散歩のおねだりをします。
雨の日はカッパを着て出かけます。
もう欠かすことのできない習慣となっています。
アイちゃんは、他の犬に出会うと、寄っていきます。
興味津々なのでしょうね。
時々、「近づくな!」と吠える犬がいるから、そのワンちゃんは避けて、嫌がらない犬のところに行って、お尻に匂いを嗅ぎます。
私たち人間には分かりませんが、お尻の匂いには様々は情報が含まれていて、オス・メスの区別、強さなどが分かるようです。
アイちゃんが、通りがけの犬の寄っていくため、嫁は犬の飼い主に挨拶しないといけなくなります。
それで、ワンちゃんの所有者の知り合いも増えているようです。
アイちゃんは、荒い性格ですが、内と外と大きく違います。
家の中では、甘えん坊です。異常に甘えてきます。
外から帰ってくると、ひっくり返ってお腹を出します。
「撫でて!」というサインです。
アイちゃんはスキンシップがとても好きで、私たちの手を鼻でつきあげて、さするように要求します。
普通の犬では、信頼している飼い主にお尻をチョコンとかすかにつけるらしいのですが、アイちゃんの場合は、ドスンとお尻を乗せてきます。
以前、飼っていたシーズは、そういう感じでしたが、アイちゃんは、まったく違います。
肉体的な距離がありません。0mの距離です。
ちょうど、赤ちゃんが抱っこされて、間近に親の顔があったとしたら、それを歓迎するような様相です。
抱っこしてもピッタリ胸にくっついて、嫌がることがありません。
とはいうものの、それは身内に対してであって、他の人への対応は違います。
散歩で出会った人が、「あれ、かわいいわね」とアイちゃんを触ろうとすると、さっとよけます。触らせようとしません。
家に外部からの宅配や来客があった場合は、吠えてひどく怒ります。
自分のテリトリーをおかされたくないのでしょう。
一度、嫁の母(おばあさん)がやってきたことがあります。
ベッドで寝て、静かにしている分には、文句つけませんでした。
しかし、おばあちゃんが、何か一言でもしゃべると、その度、「ワン」と制止するように怒りました。
「お前はだまっとれ!」というようなタイミングでの発声です。
散歩の出かけて少し広がったアイちゃんの世界ですが、信じる人間は、2人+αです。
一緒にくらしている、私と嫁。
それから、飼い始めから1年少々すごした息子です。
躾をして、当初の獰猛な犬から、かわいい愛犬になりました。
しかし、まだ外部に対する教育が必要かなと考えるこの時期です。