名古屋大学は、メダカを使って、冬季うつ病を改善できる機序や薬を発見する研究を行っています。
メダカは、小さな生物ですが、集団行動します。
そして、その活動は、夏に活発で冬に低下します。
うつ病は、環境ストレスで発症しやすくなることは、医学的な知見だけでなく、経験的にも広く知られています。
これには、複数の遺伝子が関与していますが、NRF2遺伝子は、抗酸化作用があります。
このNRF2に働く物質の1つが発見されました。
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セラストロールという薬剤は、抗炎症作用を持ち、抗がん作用を持つことが知られていました。
この薬剤が中枢神経系にも作用する可能性が出てきました。
今は、保険適用外のため、使うことができません。
今後の寄与を願うところです。