2012年9月20日
ウラ目の法則って、知ってますか?

■ 人には、

運があります。

・大恋愛で結婚したはずが、相手が想像を絶する、
 ぐうたら男あるいは、わがまま女だった。

・目標とした資格試験に受かって、昇進したら、
「いい気になっている」と同僚から妬まれた。

・部長になって喜んでいたら、部下が誰もついてこない。

・地道な努力で営業成績を上げたら、
「お客さんに取り入っている」と事実無根の噂を流された。

・人手の足りない職場で、不満も言わずに一生懸命働いていたら、
 赤字続きの子会社に飛ばされてしまった。

 などなど、よいと喜んでいたら、

 ウラ目に出てやばい状況になってしまった
 ということが人生には起こります。

▼以上、西田文郎 著 「ウラ目の法則」 より
     ↑
(この本、個人的には、買った方が得だと思います。)

 これらのことは、「ウラ目の法則」と言って、
 必ず起こるそうです。

 しかも、一生懸命にやった時などに
 起こりやすいそうです。

 そういう時に、運が悪いなどと思わずに、

 ウラ目をひっくり返した時に
 人生の幸福がもたらされるようです。

 ちなみに、このウラ目は、
 避けようがないそうです。

(ちなみに、この「ウラ目」というのは、
 ピンチというよりは、逆境にあたると考えます。)

▼ウラ目が出た時に、どのような対処するかで、
 その後の人生が変わるということです。

■松下幸之助さんが、

▼「あんた、運がええんか?」

 と聞いて、
「運がいいです」と言った人を 採用した理由
もそこにあると思われます。

 20年くらいの人生でも、一生懸命が、ウラ目に出た経験は、
 ほとんどの人が持っていることでしょう。

 その時、

・「運が悪かった」
・「環境が悪かった」
・「周囲の人が悪かった」

 と責任転嫁する人は、発展のしようがないわけです。

 このウラ目をひっくり返すと、
 人間が進歩ではなく、

▼進化すると言います。

 成功する人間は、
 このウラ目の法則を知っていて、

 それがでると喜ぶのだとか。

■「仕事はおもしろい」 斉藤ひとり 著

 という本があります。

 この本の中で、

松下幸之助さんが、自分が出世できたのは、

1)家が貧しかったから

2)学校に行ってなかったから

3)病気だったから

それって、全部、普通の人に言わせると、
「自分がダメだった理由」づけになります。

ところが、松下幸之助さんは、

▼家が貧しかったから、お金持ちになろうと思った。

▼学校に行ってないから勉強しようと思って一生懸命勉強した。

▼体が病気だから人を育成して、人にまかせることを覚えたって。

考え方一つなんだ。条件じゃないんだよ、と

 我々は、すぐに喜べるほど寛大でなくとも、
「ウラ目」に入ったことを知り、

 運の問題ではなく、それをひっくり返すことに
 邁進しなくてはならないことを
 学習した方が得なようです。