2012年6月24日
「またね」は、ないかもしれない。

先日、友人と温泉旅行に行ってきました。

私は、生まれて、この方、
高級温泉旅館というものに
宿泊したことがなかったので、

一流はどのようなものか
知りたかった
というのもあります。

結果、ゆったり
としたお部屋に
引き湯もしてあり、
共同浴場と
個室の浴場と
2つを楽しみました。

仲居さんも
ひとり、とても親切な
方がおられました。

そして、一番楽しかったのは、
なんといっても、
料理……ではなく、

やはり、友人との会話でした。

お話こそが、極上の料理でした。



さて、今回の旅行にあたって、
きっかけになったのは、
facebookでの友達申請でした。

数ヶ月前、たまたま見つけて友達となり、
メッセージのやりとりをしました。

そのとき、

「またね。今度会おうね」

という言い方で終わりそうになりました。

そのとき、私は、

・「こんど」
・ 「また」

は来るのだろうか?

という疑問を感じ、

「今度はないかも 
 しれないよ。
 いつにする? 」

 とたずねました。

すると、友人は、少しして、
具体的な候補日を
2つあげてきました。

そのうちのひとつは、
私の予定が入っていたため、
もうひとつの先日の再会に
結びついたわけです。

現地の旅館で話をしながら、

友人に、
「あのとき、またね、はないと思った」

と伝えると、

友人も
「そういえば、この前、○○と会って、
 またな、と言ったきり会っていない」

と言いました。

嫌な出会いをする必要はないけれど、
facebookでの交流が、

シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)で
あると考えたのならば、
それは進めた方がいい、
と考えるのです。

そのためには、

いつ時間をとれるのか、
すぐに聞いておくことが

大切だと感じました。

すぐに売り切れる人気旅行の予約みたいな感じですね。

で、予定が合わなければ、キャンセルできるんですから、
入れておかない手はありません。

実際、再開して話している間、

「自分たちがいつ死んで会えなく
 なるかもしれない」

という話も出ました。

実際、共通の同級生を
この春、ひとり失いました。
その同級生は、現実にはいない
にもかかわらず、
facebook上では、登場してきます。

でも、会えないんです。

だから、会えるうちに会っておこう。

もしかしたら、二度と会えないかもしれない。

だから、

「一期一会」

なのです。

会ってワクワクする、
自分が向上すると
思う人とは、機会が会えば、

ためらわず、
会いましょう。