2016年1月17日
タクシーでのタバコの匂い


普段、お金がもったいなくて、あまり使うことのないタクシー。
それでも、たまに使う。

・大義があって、タクシーチケットの使用権利を渡された時。
・空港に車を駐めるための料金よりタクシー利用の方が安い場合。
・場所が分からなくて困った時。
・歩いて行くには約束の時間に間に合わない時。

実際には、少し遠いくらいでは使わないため、1時間かかっても歩くことがある。
ずっと前のある年の冬、送迎会の後、1時間以上かけてぼちぼち歩いて帰宅した。
その時は、それほど思わなかったが、寒さが堪えたようで、次の日から風邪をひいてしまった。
風邪をひいたしんどさと、薬代のことを考えると、1000円少々費やしても、タクシーに乗ればよかったと悔やんだものだ。

ところで、今日は、これが本題ではない。

近年広がっているタクシーでの禁煙化。
全国の都道府県でも、北海道以外は、ほぼ行われているようだ。
これは、タバコを吸わない人にとって歓迎するものだ。

タクシー禁煙

一方、禁煙のステッカーを貼っておきながら、タバコの匂いのする車がある。
これは、ほぼ運転手のしわざと思われる。
自分が車内で喫煙するならば、ステッカーを貼るとか、客に禁止するとかという行為はやめてもらいたいものである。

最近、東京のタクシーではタバコの匂いがしなくなったが、地方では時々ある。
煙が中に入らないように外で吸うなど適切な対処をすれば、まだ個人の自由で済まされるのだが、社内に煙が残っていると、受動喫煙により、気分が悪くなる。
先日、気持ち悪くなったタクシーに当たったが、断ることもせず、窓を開けることもしなかった。
だが、現在の心境は、どのどちらかでも行使してもいいのではないかと考えている。

調べてみると、タクシーの禁煙化は、元々、客の便宜のためではなかった。
立場の弱い乗務員がタバコを吸う客の受動喫煙を断りづらいために、禁煙化することになったらしい。
だから、タクシーでの喫煙に関する裁判は、乗務員の健康を守ることから始まったわけだ。

それは、それでいいとして、今度は、喫煙しているタクシーに乗らない権利を客が主張してもいいのではないかと思っている。