2016年1月4日
クリスマスは、キリスト教でしょうが、神道は…


昨年末のことです。
伊勢市にやってきました。
お伊勢参りのためです。
生まれて初めてのことでした。
時間が遅かったため、猿田彦神社さんだけ、参拝して、お宿に向かいました。

内宮に近い場所にある和風のお宿でした。
残念なことに雨が降っています。
翌日、それをさして歩いてもいいように、濡れたら模様が出る傘を買いました。
天然温泉もあるようで、大浴場と貸し切り風呂と2回、お風呂に入りました。

前日、疲れているのに寝付くことができず、12時過ぎに就寝。
朝は、5時くらいに起床するつもりが、7時起きになってしまいました。

内宮のそのまま参拝できたら都合がよいのですが、外宮を参拝してから内宮に赴いた方がよいとのことで、まずは、車で外宮にうかがいました。
外宮も普通の神社より広いですが、参拝場所は、それほど遠くなり、お宿を出て参拝してから1時間ほどで戻ってくることができました。

それから、朝食をとって内宮に出向くと、ホテルチェックアウトの時間に間に合わないと思われたため、車をおいてそのまま徒歩で出かけました。
お宿から、内宮入り口まで約15分。
行きは、結構遠く感じられました。
おかげ横丁も横目に観ながら、昔ながらの景観を堪能しました。

当日は、前の日とは変わり、曇りだったのが、太陽が姿を現し、晴れの景色となりました。
全然、寒くもありません。

内宮の成宮は、ある程度遠かったですが、覚悟をしていたため、それほどの距離とは感じませんでした。
成宮は、神様を隠すカーテン(布)があるため、何だがよく分からない感覚を持ちました。

それでも、当日はとてもすいていました。
一番近い駐車場にも空きがありました。
人もたいそうまばらで、年始のぎっしりつまった混み合いがウソのようです。

雨上がりの日には、鳥居から水蒸気が出ていて、「木が呼吸をしているんだ」と驚きました。

帰りは、赤福本店に立ち寄って、作りたてのお餅を食べました。
お茶もついて、店で食べても、お土産のものと値段は同じです。
喫茶店なら、場所代として、利益を上乗せするのが普通ですが、そういう小技を使わないところが、さすがと思いました。
小さなお店で少し儲けたところでかわらない。
それより、お店の満足度を高めて、全国規模でおみやげを広めた方が得になるでしょう。
さすが、単品で売上日本一の品。
そして、初詣ではなく、晦日詣をする社長の考えること。

朝食をとる権利はなくしましたが、それより有意義な時間となりました。