2015年10月16日
リフォームに2000万円かける価値があるかどうか

比較的長寿番組になってきた、「リフォームで家族の問題を解決する」というビフォー・アフター。

どうにもならないような家をまるで別家のようにリフォームします。

匠の技術と知恵がすごくて、「手のかゆいところに届く」という小さな配慮も多々見られます。

これは、すごいことですが、しばしば、次のような疑問が出てきます。

ここをリフォームするより、いっそ引っ越しして、新築にした方がいいのではないか?
特に2000万円以上のお金をかけるなら。
800万円くらいで、劇的に変わるなら、リフォームでいいと思いますが…。

でも、現在住んでいる家へのこだわりがあり、引っ越ししたくない場合もありますね。
そういう家庭では、特に重宝すると思われます。

今回は、2時間スペシャルのようで、かかった金額も2200万円というものでした。
できばえは、確かに金額に見合ったものかと推定。
ただ、これは、テレビ用のお得料金で、本当はもっと高いのかと邪推したりもします。

2200万円は、主に両親が暮らしやすくなるために捻出したお金ですが、父88歳、母82歳という年齢構成では、ご両親とすごす時間はそうたくさんは残っていないと思われます。

ただ、51歳の娘さんが、今後30年間すごすことができるなら、その費用もそれなりの意味があるのかなと考えたしだいです。

それにしても、問題のある家も多ければ、それを修復する匠の数も結構いるものですね。
月1回でなく、毎週放映できることが不思議な気がしています。