2015年5月29日
辞める職員の推薦文を書くことにした

夫の転勤のために、辞めざるをえなくなった職員がいた。
入職して5ヶ月で、ようやく慣れたと思った矢先の出来事だった。

子どもを預かってくれる保育園がないので、値段の高い、認可されていない民間の保育園でみてもらっている。
4月になって、ようやく新しく認可保育園に入ることができると思いきや、こういう顛末である。
認可されていない保育園では、月に5万円は請求されるため、入ったバイト代の大半が消えていく。

それでも、まじめに働いてくれた。
他の人への気配りもあり、雰囲気がよく、周囲と溶け込んでいた。

今回、その人が転居するにあたり、転入先で仕事に就きやすいようにするため、「推薦文」を書くことにした。

職員が書いた文章を手直し。
ウソはよくないので、体験した、ほめ文句を入れる。

最後に自分の勤務地、名前、住所と電話番号も入れて、「もし何かあった場合は、こちらに確認をいれてください」という文言も入れた。

一般に推薦文というものは、確かにあることはあるが、詳細に書いてあるものは少なかろう。
また、「3ヶ月の試用期間で、上記が偽りと思われたなら、解雇されても文句は言わない覚悟をしている」と追加した。
いいことばかり書くと、「ウソくさい」だろうから、信憑性と熱意を増すことにした。

4月からは、新しい地で認可保育園に入ることが決まったそうなので、職を見つけることができたらうれしい。

人の役に立てることはお金だけではない。