2019年1月18日
車の事故で、インチキをする輩に気を付けて!

私は、一昨年、生まれて初めて、人の乗っている車と事故をしました。
私の不注意で、止まりきれず、軽くぶつけてしまったのです。

相手の車の傷は、直径1cm以内のへこみでした。

とは言え、自分の過失のため、警察立ち会いの後、交渉して、損害額を振り込みました。
相手方は、穏やかな方で、物損だけですみました。

ところで、私は、仕事の関係上、訪れる人に降りかかった出来事や愚痴話を聞くことが、結構あります。
その中で、交通事項の話が時々出てきます。

現実にあった例をあげます。
十分気を付けておかないといけないと感じました。

事故の検証が行われましたが、相手方は、自分は青信号で渡ってきたと言いました。
そして、落ち度がない、あるいはとても少ないように申告していました。

しかし、証拠がないことにはわからないため、ドライブレコーダーを警察に提出したところ、相手の過失が圧倒的に高いということが証明されました。

「それで、ほどほど一件落着」と考えていた事例です。

少しの間は、動きがありませんでした。
しかし、いくらか時間を経た後、相手があることを主張してきました。
それは、
相手方が、「人身事故」の申し立てをしたことです。

患者さんは、相手が、「物損にする」と発言していたため、それを信じて、任せていました。
自分が不利になった相手が、貶める行動をとったようです。

これには、警察側も同情いたしましたが、訴えの取下げ自体はできません。
また、患者さんは、事故に関しての受診がないため、相手に対して、同じように人身事故であるという主張ができませんでした。

結果、良心的な人がバカを見て、深謀遠慮のない人の訴えが取り上げられることになるわけです。

何とも、情けない世の中です。
世界で礼儀正しいと言われている日本人の面影もありません。

実際のところ、相手がどう動くか予測はできないため、それに対する備えが必要だと痛感しました。
さほど、たいしたことないことでも一応、申告していた方がよいということでしょうか。

何とも、考えさせられる問題です。