2017年6月2日
肩こりに一番よく効いた方法

私は、ずっと前から肩こりの悩みがある。
幼い頃から言えば、小学生の時、少し感じていた。
しかし、その頃はまだ軽くて、「最近の小学生には、肩こりがある」という新しい情報に当てはまる人だった。

中学校になると、姿勢がよくないためか、右の肩がひどく凝った。
そのため、整体に通ったほどである。
今でも、右の首筋には、硬い張りがあり、普通の姿勢をとると、顔が右に寄せられる。

もっと年齢を重ねると、肩甲骨の間の筋肉が凝るようになった。
凝りは痛みに変化していった。
たまらなくなって、家族に揉んでくれと要求したり、湿布を貼ったりしていた。

肩こりの悩みは広く聞かれるが、抜本的な解決法がない。
そして、よく効く薬もない。
筋肉を弛緩させる安定剤で軽くなる場合はあるが、習慣性になる恐れがあるので、肩こりで使うにはお勧めしない。

比較的、最近、私は知った方法は、腕をSの字型に伸ばして、筋膜を延ばす方法である。
これは、無理さえしなければ、副作用がなく、効果があるようだった。
しかし、それもできなくなっていった。

それで、つい最近であるが、難しい方法をやめて、ひたすら肩甲骨の筋肉を伸ばす方法を採用した。
具体的には、ふとんに寝て、体を引き延ばすだけのストレッチだ。
これをしつこく1時間やった日があるが、その翌日からは、はっきり効果があった。
それ以来、時間は短縮してもストレッチをすることにしている。
やり方は、上方向に腕を引き伸ばすこと。
そして、時々、体の前や横にも伸ばす。
伸ばすために、枕も使う。
背中に枕をひいて、少しのけぞる姿勢で、腕を上に引き延ばす。

今のところ、これが一番有効である。
かなり、痛みが軽くなって、湿布を貼ってほしいと思うほどのことはなくなった。

肩こりは、筋肉を揉んでも効果がないと言われている。
筋肉を覆っている、筋膜を伸ばすことが肝要だと思われる。
自分でできて、無料だから、無理のない姿勢でやってみてもよいとお勧めしたい。