2019年10月18日
湯布院を訪ねる

今年は、秋の旅行は中止しました。
犬を置いていけないという事情もあります。

今回は、昨年の振り返り記事です。
今年は、韓国の不買運動の一環として、大分県への旅行者も減っているみたいですね。

 

大分県は、温泉が豊富な街です。
特に、別府は、湯量も多く、「地獄めぐり」なんて看板もあります。

別府も一度、泊まってみたい場所です。
ただ、大分では、とりわけ、湯布院は、風情があり、特殊な宿が多い地であります。
また、別府にはない高級旅館があります。
特に、御三家と呼ばれる旅館

玉の湯、亀の井別荘、無量塔。

前者の2つの旅館は、老舗旅館、無量塔は新しく作られたものですが、離れの古民家を移設して、いにしえの雰囲気とモダンを醸し出しているようです。

それぞれ、良いところがあり、また、期待度が高いと不満が出るところです。
宿泊料は、1泊1人当たり5万円程度が中核であり、決して気楽に泊まれる宿ではありません

3年前、玉の湯を訪れたので、前年は、亀の井別荘にいたしました。
たまたま、玉の湯よりよかったもので、今年も亀の井別荘を選ぶことにいたしました。

ただ、前年は、宿泊するお部屋がよかったためか、料理もよろしかったように思います。
それと比較すると、今年のお部屋は、構わないとして、料理に多少の不満が残るところでありました。

料理の話はさておいて、お宿の雰囲気は、独特のものがあります。

湯布院を一望する、由布岳は、まだ夏の香りを残しながら、少しずつ紅葉を進めています
(以下、写真はクリックすると、拡大します)

門構えも、味があります。

一部、一般客が入ることができるエリアがあるため、離れの宿に泊まっている者からすると、切り離したいところであります。
食事処も外来客が訪ねることもできます。
そのため、団体で来られた場合、「うるさい」と感じることがあります。

昨年は、大分大学の医者連中と思われる集団が隣にいて、聞きたくない会話を耳にすることになりました。
こういう田舎に逃げてきてまで、仕事に関する話をされるのは、うっとおしい気持ちになってしまいます。

それが嫌なら、お部屋食にすればいいのですが、「湯の岳庵」という食事処でいただく方が、お部屋食より美味しいようなので、多少のことには目をつむります。

今年は、ワインなどの持ち込みをさせていただきました。
持ち込みに際して、「持ち込み料」が必要となりますが、ほしいお酒がないことと、お店で同じワインがあったとしても、それを注文すると、莫大な金額を請求されることが間違いないため、1本2000円+税を支払って、飲ませていただく方が得なのです。

部屋は、1万坪あるという、敷地の中でも一番くらい遠い場所にありましたが、それは、構いません。
スタンダードな佇まいだと思われます。

和室

洋室ベッド

くつろげる場所

があり、ゆったりと時が流れました。

内風呂があるため、1日に2回以上、温泉につかります。
大浴場は、開いている時間は長いものの、温度設定が高く、せいぜい5分くらいしか、湯に浸かることができないものでした。

お風呂に入って、ゆったりすごす内に、夕食の時間が訪れました。