昔、「赤ずきんちゃん気をつけて」という本が芥川賞をとりました。
共産党かぶれの若者が流行って時代で、当時、東京大学でも、学生が建物を占拠して、大騒ぎになりました。
そのため、その年は、東京大学の受験がありませんでした。
作者は、仕方がなく、京都大学を受験したようです。スペックの高い人だから、普通に入学したようです。
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その作者とは別の人ですが、私、題名通り、見事に引っかかりました。
有名な証券会社の社長の名前を語っていました。
通常の投資詐欺だと警戒しまくって、手を出しません。
有名人というところがミソです。
そして、反省点としては、写真が載っている有名人が本当かどうか、掘り下げて調べないといけません。
これで、確信を得ないと手を出したらいけません。
(最近は、それでも、やられる場合もありますが…)
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気をつけるのは、Lineです。
情報商材は、たいてい、Lineに誘導されます。
そこで、情報を知らせて、契約が成立するように持っていきます。
これは、プロデューサーという人が絡んでいる、ローンチという技法です。
私は、その講座を受講したけれど、実行はしていません。
その変わり、アドバイスを除いて、どのようにローンチを行ったら効果的なのかという情報商材は持っています。
「英語が誰でも話せるようになる」
「記憶力がよくなる」
「宇宙からのメッセージを受け取れるようになる」
など題材は、その人の持っているものに合わせてたくさん作れます。
例えばですが、英語を十分に話すことができない私が言うのも変な話かもしれませんが、高価は教材を買わなくても無料でNHKのラジオ講座を聴いていたら、できるような気がします。
上に書いたように、「英語が話せるという」のが比較的目立ちます。
これは、地道に英語教材を売っても大した金にならないけれど、ローンチを実行すると、数百万円単位のお金が一気に入ってくるのです。
1千万円を超える場合もあると思います。
地味で儲からない作業をするより、効率的です。
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手法は、メール、広告を問わず、Lineに誘導することです。
私は、Lineではありませんが、FB(メタ)から、表彰されて、1千万円ほど受け取ることができるから、この口座に振り込んでください、という案件に数件出会いました。
金をくれるなら、振り込む必要はないだろうと、放置していたら、再度、アプローチしてきたので、「振り込みません!」とハッキリ伝えました。
その他、FBでコメントして、友達申請してから、Lineに誘導することもあります。
以前は、若くてかわいい女の子が多かったのですが、今はパターンをかえています。FBの場合は、申請した人に友達がいるかどうかが重要なポイントです。
大抵は、1人もいない。たまに少しだけいる場合もあります。
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一度、試しに1人だけ友達になって軽いやりとりをしていたら、Lineでしましょうと誘導されました。
文字の会話なら、FBでできるでしょうと伝えると、Lineの方がいろいろできるからと言ってきました。
私は、FBのやりとりで十分で、Lineに切りかえる必要はないと思ったから、「私はLineはしません」とハッキリお断りしました。
すると、「もういいわ、ケチ!」と文句をつけて会話が終わりました。
では、Lineに導かれた場合は、どうなるのでしょうか?
Lineの会話文にリンクが貼っています。
そして、それをクリックすることになるでしょう。
そうしたら、わけの分からない会員となって、毎月数万円は請求されます。
最近も、得体の知れない人から友達申請がやってきました。
全部、お断りです。
ただ、友達になっても放置しておけば、特に被害が出たのは聞いたことはありませんが、今後、どうなるのでしょう。
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私は、大きな会社で、銀行や証券会社を持っている代表取締役の偽物にやられてしまいました。
最初は、無視していたけれど、2回ほどメッセージを受けたから、返さないのも悪いかなと思って答えたのが始まりです。
有名人も本物かどうか十分、吟味する必要があります。
後からでは遅いです。
先に確認いたしましょう。
詐欺の手口がどんどん陰湿で、しかも広がってきています。