最近、嫁が草薙剛くんのYouTubeチャンネルをよく見ています。
スマスマ時代の頃から、料理を作っていたので、普通の方より、知識と実践をされていたと思います。
家では、簡単に、でも、おいしい料理を食べたいというのが、一般的な考えです。
三つ星レストランのシェフでも、仕事とは違って、家では、奥さんの料理を食べるとか、自作ではシンプルで食べやすい料理を作るようです。
仕事と同じ内容のものを作るストレスを自宅では、味わいたくないという思いがあるようです。
草薙剛くんのYouTubeでは、フレンチドッグの愛犬、くるみちゃんが出てくるようです。
くるみちゃんは、いつの間にかグルメ犬になってしまったようです。
そのため、犬の体によく、おいしく食べることのできる食事法も紹介しています。
私の愛犬も、当初は、店でやっている、「ふかしエサ」を食べていたのですが、ある時期から、「これは違うのよ」という行為をとるようになりました。
人が食べている、「旨いもの」を知ってしまったのです。
そのため、犬に適したように、塩分を少なく、肉を中心に野菜も入れた料理を差し出すと、食べるようになりました。
私も、うまいものを食べることが楽しみです。
犬は、
1 群れの仲間に属して、一緒にいること
2 うまいものを食べること
3 遊ぶこと
が優先順位になっているように思われます。
人には、個人差がありますが、ある程度似ています。
私も旨いもの大好きでしたが、最近は、安くて、体によく、食べやすいものを選んでいます。
草薙君の言葉の中で、「この料理、暗いBarで出されると、結構、お金とれると思うんですね」と言われていました。
学生時代、新規にラーメン屋が開業しました。
そこの主人とは、開店して間がない頃から知り合いになっていたので、足繁く通っていたのですが、ある時期から、店主の態度が変わりました。
「味値千金」という言葉を貼り出し、高いプライド丸出しになってきたのです。
お勘定をする時も、ちょっと別の用事をしていると、機嫌悪そうな顔をして、水に濡れた手も拭かずにわざと濡れたおつりを手渡していました。
私は、その頃、味はいいが、心地よくない、何かおかしいと感じておりました。
先ほどの草薙君は、さりげなく、「料理は、雰囲気なんですね」と発言していました。
料理がおいしくても、雰囲気が悪いと、気分は台無しです。
おいしい料理店が、つぶれる悲哀を見てきましたが、料理店の存続は、おいしさだけでは決まらないという理由の一端に納得しました。