2020年9月3日
多くの運動は平均寿命を延ばすが、少し注意が必要

適度な運動が心身の健康によいということは、一般にも知られています。

アリゾナ州立大学のConnor Sheehan氏らは、

「たいていの運動は、人の寿命を延ばす」

という報告を行っています。

※ 「Medicine and Science in Sports and Exercise」6月8日オンライン版 より

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そりゃそうだ、と思う方が多いでしょう。

ただし、重大な注意点があります。
個人的な身体状態に対して運動負荷が無理のないよう調整する必要があります。

足腰が弱くなったからと言って何の用意もなく、いきなりマラソン大会に出場することはお勧めしません。

マラソン大会で命を落とす人が存在するのです。
もっと過激なトライアスロンでは、さらに大会中の死亡人数が多く報告されています。

特に、基礎疾患を抱える人にとって、リスクになりえるでしょう。

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Connor Sheehan氏が推奨している運動は、

・ウォーキング
・ストレッチ
・エアロビクス
・サイクリング

などです。

体に過度の負荷をかけない程度の運動をあげていることに気づきます。

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ジョギングが健康にいいと派手に推奨していた人が、自分がジョギングしている最中に突然死した話題が、過去にニュースになりました。

その出来事が発生してから、ウォーキングだと突然死するリスクがとても少ないことから、ジョギングよりウォーキングの方を勧める学者が増えてきました。

心筋梗塞などのリスクを抑えた活動として、無難だと感じたためです。

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とはいえ、何らかの運動は体にとって有効です。

自分の体調に合わせた運動方法を見つけることが大切です。