2015年2月3日
北海道展が多くなった?

秋に、ある百貨店で、北海道展が1週間開催された。
その2週間後くらいに別の百貨店で、北海道展が開かれていた。
しかも、今回の開催は3週間に渡った。

以前は、1週間が多かったのだけれど、春に2週間行われた。
今度は、それよりも長いことになる。

北海道展が開かれると、多くの人が訪れる。
一方、和服とか紳士服の催しだと人が少なく閑散としている。
百貨店は、集客力のある市を求めて、その強化を図ったのかもしれない。

時々、開催されるこうした市は楽しみなのだけれど、何度も行くと、いつも同じお店が出店していたり、ほしくない商品が並んでいたりする。
つまり、北海道展自体の魅力が薄らいできているということを感じる。

人気があるから呼んできた。
でも、同じような企画なら、それも頭打ちとなろう。

人は、リスクのある新しいことをやるより、手っ取り早くうまくいく方法を求めるのが常だろう。
労力を使って益なしではつまらなかろう。

いっそ、ほとんどを地方の物産展にして、たまに文化的な催しをやってみるのも手かもしれない。
しかし、現在の百貨店に、そこまで極端なリスクをとることはできないだろう。