2017年12月10日
加藤一二三さんの特性

最近、よくテレビに出ているようです。
「ヒフミン」と呼ばれているようですね。
ヒフミンの歌もできました。

それにしても、ヒフミンのしゃべり方は、普通じゃないですね。
結構前に、将棋のNHK杯を観て、対局後の感想戦で声を聞いたことがありました。
その時は、甲高い声だと思いましたが、さして妙とは思いませんでした。
将棋界には、変人が多く、その中で際立っていたかどうか分からなかったからです。

ただし、ヒフミンは、藤井四段が出てくるまで、史上最年少のプロ棋士であったため、「神部以来の天才」との異名がありました。

矢倉に対しての、端攻めを好み、大抵は、その戦法の観戦をすることになりました。
天才だけれど、タイトル数はあまり多くはありませんでした。
それでも、最高の栄誉と言われた名人位を1期獲得しています。

将棋のプロになるような人は、脳の構造が違うので、どちらかというと、偏った人が多いかもしれません。
ヒフミンがテレビに出演している姿をみていて、余計感じるようになりました。
演技ではない、素の珍妙さです。
このバランスの悪さが、天才性を感じさせます。

ちなみに、こういう人たちと、頭脳ゲームはしない方がよいです。
記憶力が抜群なので、トランプをしても、何のカードが場に出ていて、Aが後、何枚隠れているなどという情報を把握しています。
麻雀では、一人一人の人の持ち点数をその都度、覚えています。
故大山名人が、将棋だけでなく、息抜きの麻雀でも強かったことは知られています。

プロ棋士の人には、将棋盤がなくて、目隠ししたまま、将棋を指すことのできる人がけっこういます。
やはり、普通の人たちではないですね。