2019年6月12日
分譲マンションは、今は、買い時ではないと思った

私は、自分のクセで何かを選ぶ前に、一度、大きく選択肢を広げることを好みます。
制限をいくらか外してみるのです。

一例を挙げると、学生の賃貸物件を探すために、学生向けだけではなく、ファミリー向けの物件まで調べるということをします。

さらに、もし、その都市の街中で、売買物件を買った場合、どうだろうか、という選択肢も横に置きました。

そのため、賃貸だけでなく、売買物件の検索も同時に行いました。
私のパソコンのインターネット表示のタブが10近くも開かれ、その都度タブを変えて検索しました。

売買物件の場合は、当然のことながら、Google マップで詳細な立地まで調べます
立地条件を調べるために、国税局が提示している路線価も参考にします。
買った場合に、後で売れる目途が立つかどうかを確認するためです。

街の景観と路線価を調べると、どこがいいのか、素人ながら、おぼろげに見えてくる部分があります。
道や河を1つ挟んだだけで、路線価が1桁下がってしまうことも確認しました。
その価格差にも驚きを隠せませんでした。

人口が減っていく日本の将来を考えると、やはり、街中が有利になります。
しかし、当然のことながら、立地のいい街中は、値段が高いことが当たり前です。

最近は、まだ不動産バブルのなごりか、本当にいい場所の物件が売りに出されることは、めったにないとのことです。
また、新築より中古物件の方が高いケースもあります

そのため、「これは、買い時ではない」と見送ることになりました。
後、2〜3年経つと、不動産が下落していることを想定しているので、しばらく待つことにしました。

一番立地のいい近辺で築20年の物件が出ていました。
しかし、その物件の周囲には、高層ビルが乱立していて、当該物件は貧相に見えました。

急いで買う必要はない、いずれ価格が下がって出てくることを想定し、今調べたことは、将来の布石になると確信しました。

それから、不動産選びで、1つ参考になることがあります。
すぐ近くに銀行がある場所は、立地がよい可能性が高いです。
銀行は、土地に資産価値を置く性質を持っているため、立地の悪い場所に土地を購入しません。

私が、現在住んでいる場所は、道を挟んだ真ん前に第一地銀の本店があります。
子ども用に借りた物件は、銀行の支店の隣の奥側です。

こういう視点で考えると、プロの知識をただで活用できることになります。