魚沼産のコシヒカリを買う場合、2つに注目した。
一つは、値段。
もう一つは、信頼度。
いくつかのサイトを見て思ったのだが、きれいな袋に入れて売っているものは、値が高い。
おそらく、利益の上乗せをしているのだろう。
魚沼産のコシヒカリは、5kgの袋で、5,000円、場合によっては、1万円以上の価格がついていることがある。
でも、それ、ちょっと高くない?
それで、安くても大丈夫そうなところを見つけてみた。
それは、魚沼地区に存在するJAである。
JAも街が違うと、組織が変わるので、いくつか調べてみた。
すると、みなみ魚沼のJAだと5kgで3,200円ほどの値段であった。
しかし、安かったのは、魚沼市に隣接している、十日町市のJA産である。
5kgで3,000円弱と少し安い値段設定だが、さらに強力な技があった。
それは、ふるさと割という割引を使うと、3割安く入手することができ、5kg当たり実質2,086円というお安さであった。
あんまり安いので、うさんくさいかと思ったが、本当にある町のJAのようである。
別の土地で栽培されたコシヒカリを魚沼産と偽って売る人はいるが、JAが自らの土地で作成した商品を別のブランドにする必要はないだろう。
ということで、JA十日町のオンラインショップで10kgほど購入した。
案外安い買い物であったが、届いた時にはうれしかった。
棚田ロマン
包装は、華麗ではないが、ずた袋ではなかった。
シンプルな絵がある。
魚沼産
裏には、産地などの記載がある。
魚沼地区
そして、届いた米を炊飯してみた。
食べる前まで、嫁は、魚沼産だからって、特別じゃない、近くの農家の米もいいものだからね、と言っていた。
それが、炊きあがって、お米を混ぜてみると、混ぜる時の粘りけが、すごく違うことに気がついた。
炊く前に入れたお水の量を少なめに間違えたのかと思ったそうである。
そして、私も実際に口にした。
一口、口にすると、一瞬、固め?と思うようなコシがあった。
これが、この米、独特の粘りというやつだろう。
そして、その後に広がる甘み。
炊きたて魚沼産
これは、今まで食べていたものとは違う、ということが一口で分かった。
これで、我が家の食卓も何回かは、特別なお米を楽しみことができるだろう。
一方、残念なことが分かった。
今日、同じHPを開いてみると、「価格改定のご案内」があった。
「ふるさと割」がなくなっていた。
今は、5kgで2,980円となっている。
ジャストのタイミングで注文していたことに驚きを隠せなかった。