2015年11月19日
保険の中立は、本当に中立なのか?

素人なので、詳細は分かりませんが、来年、保険の業法で何らかの改正が行われるそうです。
そして、保険業界の再編が行われるかもしれないという話があります。

長年、一位だった日本生命が、第一生命に保険料収入で抜き去られました。
今度は、三井保険を買収して、再度、首位に立つ算段のようです。

それから、近年、町でよくみられるようになった、保険の無料相談。
中立に相談にのり、提案しますとのこと。

あの相談は、中立のようで、そうでもないようです。
どちらかというと、手数料を多くとることのできるプランに誘導ないし勧めてくることが多いようです。
銀行が勧める投資信託も客の安全性より、契約締結時の利益を優先するというのは、よく知られた話です。

そもそも、投資信託というものを信じていない私の場合、投資信託で信託手数料をとられ、勧められた銀行でさらに手数料をとられ、ということが信じがたいことです。

本当に中立な相談で食っていける土壌が育ってないようです。

無料ないし低額で誘導して、バックエンド商品を用意しておく手法をとらなければ、食っていくことが難しいという現実は悲しいことです。

話を戻します。
現在、大手の生保で、相談の代理店を行っているのは、住友生命だけのようです。
今回、日本生命がそこに食い込むことで、保険の中立性などが引き締まるのではないかと言われています。

私自身は、話半分でみています。