前回は、人類の何億年後という話をした。
・何十億年後かに、地球は、ブラックホールに飲み込まれる。
・巨大隕石が地球に落下して、人類が滅びるかもしれない。
その他にも、次のような予測がある。
・40億年後には、太陽が膨張して、地球を飲み込む。
・同じく40年後に、アンドロメダ星雲が、われわれの住む銀河系と衝突する。
どのみち、地球は永遠ではない。
だが、実際のところは、そんな悠長な話ではない。
人類が辿っている道は、さらに地球の寿命を短くする。
現在の日本は、少子化で、人口が減っているため、実感しにくいが、地球全体では、人口は増加している。
発展途上国の人口増加が著しく、地球の人口が100億人になる日もそう遠くない。
それに伴って、人類が消費するエネルギーが莫大なものになる。
エネルギーと言っても、石油、電気、天然ガスのような化学エネルギーだけではない。
われわれが生存するのに欠かせない、食料エネルギーが足りなくなるという予測がある。
水や空気という必須物質も見逃せない。
そういった人が生きていくのに必要なエネルギーが枯渇して、争奪戦が始まるという予測がある。
そして、それは、100年後にはやってくる。
この時、人類は、全滅に向かって行くのだろうか?
それとも、生き残りをかけた、つぶし合いの合戦に突入していくのだろうか?
まだ見ぬ世界で、何が起ころうとしているのか、想像もできない。