2018年9月28日
不動産業者の営業マンは、洗脳されている?

以前、うちに不動産投資の電話がかかっていた。
今も、職場にそれらしき知らせがあるが、ハッキリしない用事は、職員が断ってくれている。

以前、そういう業者の営業マンと話をした時、いくつかのことを予想した。

▲電話営業している営業マンそのものが、会社からの説明で、会社が販売する投資用マンションを購入している。

▲営業マンは、概ね、15%引きの価格で購入している。

▲自分も購入しているため、「この投資は、うまくいくはず」と思いこんでいる。

▲本気で思っているから、本気で勧めてくる。

▲会社にとって、用のなくなった営業マンは、借金とつまらないワンルームマンションをもちながら、退職していく

うまいなーと思う。

売上を伸ばそうと思ったら、入社してきた社員にビジネスモデルを教え、旨みがあることをトクトクと説明し、彼らそのもののアタマを洗脳していくのが一番効率がよい

手段がうまい方がよい。
コミュニケーションは上手な方がよい。

それは、さておき、本気で信じている人間の力を侮ることはできない
彼らに一番のパワーを与えることは、社員を洗脳して、それを自ら実行させることだ。

会社としては、営業マンが入れ替わっても構わない。
その営業マンは、利益率は下がるものの、顧客となっているため、会社が損をすることはない。

売る時の利益は、ほとんどなくとも、保有していたら、少しずつ管理料を徴収することができる

うまくできた仕組みだ。

リスクは、あなたに。
利益はわたしに。

これが、ワンルームマンション投資会社の極意である。

このやり方で、一から立ち上げ、5年少々で、二部上場、10年弱で一部上場した会社がある。
大阪を中心にしている会社である。

「日本エスリード 東証一部8877」という会社である。

この会社の株式を買って、儲かる時期はあった。
しかし、彼らが売る不動産を購入しても、かなり高い確率で、損をする
似たようなスキームで販売している会社が多く存在するので、私のブログをお読みの方は、そういう会社に、近づかないことをお勧めする。