2019年11月30日
下痢型過敏性腸症候群への対処法

お腹を下しやすい下痢型過敏性腸症候群の方が意外に多くおられます。

腸脳相関について

腸内環境を整えることが大切なことは広く認識されるようになっています。

腸を整えると、気分が楽になるだけでなく、薬も効きやすくなります。
従って、腸内環境に関係する食べ物を工夫する、薬を使用することに意味があります。

腸と脳に同じホルモンが多いことから、何らかの関係があると考えられてきました。
そして、最近では、腸と脳が互いに影響を及ぼす腸脳相関が提唱されています。

意外に治療が難しい、「下痢型過敏性腸症候群」の治療

便秘もやっかいなものです。
と同時に下痢も弱ります。

いつ下痢をして催すかと思うと、出かけるのも苦になります。
また、気分的にもすぐれません。
度々、排便すると、痔に罹患しやすくなります。

こういう悩みがありますが、有効な治療法は限られており、また、その効果も限定的です。

下痢を起こす方で、軽度の方は、ラックビーやビオフェルミンなどのビフィズス菌製剤で改善します。
この薬は、便秘の時に服用しても問題ありません。

善玉の乳酸菌を補い、悪玉の最近を追い出すと言われています。
腸内環境を整えるお薬です。

このタイプの薬は、病医院だけでなく、市販の薬局で買うこともできます。
また、サプリとしても販売されています。

これでおさまればよいのですが、そうはいけない人が多いのです。

イリボーやコロネルという薬を投与することもあります。
ラックビーより多少効果がありますが、いくらか改善すればいい方で、それで解決に至ることは、(残念ながら)ほぼありません。

「下痢型過敏性腸症候群」に効果のあるサプリは存在するか?

私は、薬だけでなく、サプリも試しています。
年を取って、体力も低下していることを感じているため、何かにすがりたくなっているのかもしれません。

現実には、ほとんど効果のあるサプリはありません。

ただ、2つほど、効果のあるサプリがあるのではないかと考えています。

その基準として、
・エビデンス(根拠やデータ)があること
・自分自身に使ってみて効果を認めたこと

その2つをクリアしたものが2つだけあるということです。

その内、1つは、便秘の方に効果があります。
もう1つは、下痢の方により効果を感じます。

私自身が、腸内環境が乱れやすい体質なので、いくぶん、下痢に悩まされていました。

最近、下記の製品を有料メルマガで知って、購入、試してみると、はっきり違いを感じることができました。
下らないと思うかもしれませんが、ちょっとしたストレスでお腹を壊す(下痢をしやすい)うちのワンコにも与えて、その効果を実感しています。

生きたまま腸に届く製剤(サプリ)

1カプセルに250億個以上の菌を含有しているサプリがあります。
低アレルゲンとなっています。

また、粉状の内容物を包んでいるカプセルは、海藻を使用し、過酷な胃酸の侵襲に耐える仕組みとなっています。

割合長い時間、胃で形状が保たれた後、腸に届くとカプセルが崩壊して、菌を放出します。

サプリから取り入れた菌は、腸に定住する割合は少ない(基本的に外部から摂取した菌で定住するものは、ほぼありません)のですが、元々、個体に住み着いている善玉菌をサポートして効力を高める役割をしています。

上でも述べたように私自身が下痢をすることが、ほぼなくなりました。
アルコールも含めた暴飲暴食と寝不足というよくない環境では、多少の乱れはありますが、以前より症状が軽くなっています。

また、外に外出した際、1日摂取していないだけで、腸内環境が悪化してしまいました。
この事実も1回だけではありません。

こうした結果から、下痢型過敏症腸炎の方に使用する選択肢として、紹介することにしました。

私は自らによいと思って使用していますが、個人の体質には差違があり、必ず効果があるとは言えません。
取り入れるかどうか、自己責任にてご判断ください。

この製品は、医師だといくらか安く購入できるため、関心のある方は、多少安く提供することができます。

要望のある方は、ご相談ください。