連休は、食事をとりに行く以外は、家で静かにしていた。
おとなしくすごすのは、休養になるが、いらぬことも考えてしまうものだ。
最近、ちょっとナーバスな自分。
連休初日は、子どもが昼に腹が減ったというが、あえて食べに行かなかった。
こっそり学校をサボろうとしたり、無断外泊をしてみたりと約束が守れない。
それで夕方まで待って、行きつけの中華料理屋に行った。
そこそこ食べたと思ったのだが、それでは足りないというので、吉野家で食べる金をやった。
領収書とおつりを持参して帰るように申しつけた。
すると、吉野家の中では高級な720円もする丼を食べて、「まだ腹7分目」という。
足りない分は、犬のエサでも食わしてやろうかと思った。
明けて、連休後半日。
昼飯は何となく気が進まない。
とは言え、2時過ぎると腹が減ってきた。
そこで、時間を見計らって、スシローに行くことにした。
あそこは5時頃には車がいっぱいになって、6時台には、待ちの列ができる。
これを1日の食事にしようと決意し、4時前に到着すると、駐車場がかなり空いていた。
待つことなくテーブル席に座ることができた。
それからは、注文するより流れてくる皿で気になったものを取っていった。
以前、林先生の初耳学で聞いたことがある。
スシローでは、公平性を保つため、注文して作ったものより、流している物の方がいい部分を使っているとあった。
実際、そういう目で見ると、注文で出てきたマグロと流れているマグロでは、色や厚さが異なっていた。
1つ特別な皿に1つだけ乗っている色のいい中トロを見つけたので、とって食した。
鮨屋だと最低800円はする。
シスローでは280円+税であることが分かった。
多分、これは赤字の特別サービスだと考えた。
最終的には、40皿と茶碗蒸し3つを食べて5000円ちょっと。
子どもも満腹になったようで、その高いCPに改めて驚いた。