ギャンブルは、胴元が勝てるようにできている。
そういう仕組みにしている。
公営ギャンブルである競馬にしても、掛け金の25%が利益として差し引かれている。
残りのお金を勝った人に、オッズを組み合わせて支払っている。
純粋なギャンブルではないが、宝くじに至っては、半分近くを経費として、没収している。
還元率50%という驚異的に低い払い戻し率だ。
パチンコの場合は、店によって異なるが、胴元が回収するお金は、20%~40%くらいになるのではないだろうか。
戦略なしに行えば、やればやるほど損するに決まっている。
その中で、パチプロのように、釘の選別や打ち方によって、期待値を100%以上にしている人もいる。
(ただし、これはパチンコをやる人の1%に満たない)
すべての技術と知恵と労力を持ってして、ようやく払い戻し100%を達成できるというものだ。
※近年では、そういうパチプロも残れないほど、廃れた市場になっているらしい
そんな中で、サラ金で金を借りてパチンコを行う方もおられる。
現在でこそ、サラ金の上限は15%ほどに抑えられているが、規制の甘かった頃は、28%の高利率も当たり前だった。
Q:さて、この建物の隣には、どんな施設があるのでしょう?
(写真をクリックすると、さらに大きな画像がでて、判別できない名前もみえてきます)
A:はい。パチンコ店です。
Q:仮に還元率が75%のゲームを25%の金利で借りたお金で行って、勝つことが可能だろうか?
A:期待値でいうと、10万円を持って行って、12万5千円の支払いをして、7万5千円の払い戻しを受けるということが想定される。
つまり、10万円かけて、手元に残るのが5万円。
現実には、5万円残ったお金をさらにかけて、最後は、0になるまでゲームをするであろうから、益なくして、支払いだけかさむことになることだろう。
当たり前のことであるが、投資で得ることのできる期待配当が利息を上回っていなければならない。
これは、ギャンブルに限らず、株、不動産投資についても言える。
これは、投資する前の基本中の基本だから、それが理解できない人は、投資するという行為自体をやめた方がいい。
頭のいい人でも、パチンコをやって損する人がおられる。
ギャンブルは、時代が流れても、残る風潮であろう。